当院の特徴
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(ケミカルピーリング)
病診連携について
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ケミカルピーリングとは、日本語に直すと“化学的にはがす”という意味となります。何をはがすのかと申しますと、それは“古い角質”です。

皮膚にフルーツ酸の一種のグリコール酸など刺激が少ない酸を用いて、角質と角質の接着をゆるめて古い角質をはがし、お肌の表面を再生させます。


皮膚疾患においては、ニキビおよびニキビ跡の改善に効果的です。

また角化細胞の形・配列を整える作用がシワやたるみの改善を、メラニンの排出を促す作用がシミやくすみの改善を行うため、美容目的としても注目されています。


皮膚科医が現在のお肌の状況や体質を確認のうえ、ケミカルピーリングに適するか判断し、実施の際は、おひとりおひとりに合わせて酸の種類や濃度を調整致しております。

酸の塗布中は、その作用のため若干ピリピリ致しますがすぐに収まります。また古い角質が剥離することで、皮がめくれて一時的に悪化したように見えることもありますが、これは健全な肌の再生過程ですのでご心配はありません。もしも治療途中で異常があらわれた際には、医師が適切な処置を致します。

過去エステサロン等で、専門家以外の者が酸の用い方を誤り大きなトラブルを起こしたため、ご不安を感じている方もおられるかと存じますが、医師の手で慎重に行えば、日常生活を明るくする非常に効果的な治療方法です。1回の治療で肌のツルツル感が実感できます。
(現在、ケミカルピーリングは医師のみが実施するよう厚生省の通達がなされております)


ご希望される方は、一般外来にて当院を受診して頂き、ケミカルピーリングのご希望をお伝え下さい。

診断のうえ、ケミカルピーリングに際して問題がなければ、実際の治療日の予約を行います。

治療当日は、まず洗顔を行い油分やお化粧を完全に落とします。次に肌の状態を確認しながら酸を塗布し、必要に応じて中和剤でふき取り(中和剤不要の薬剤もあります)、仕上げに冷却と保湿を行います。所要時間は20分〜30分です。

治療当日からお化粧もできますが、赤ちゃんの肌と同様にデリケートになっていますので、紫外線からの保護(日焼け止めクリーム)と、保湿には充分気をつける必要があります。

特に、男子学生で治療を受けられる方は、お肌の手入れの習慣がないと思いますので、当日までにお母さんと相談して準備をしてください。(詳しい注意点などは最初のカウンセリングでご説明しております。)


ケミカルピーリングは保険適用外のため、自費診療となります。にきびの悩みが多い、若い方々に利用しやすい料金としております(学割あり)。

治療料金:1回 5,500円(税込)

治療目的で実施しておりますので、フェイシャルマッサージ等は付属しません(ケミカルピーリングのみ)。

個人差がありますが、にきび治療の観点からは合計5〜6回実施する必要があります。

ケミカルピーリングに関するご不明点等は、お気軽にお問い合わせください。

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